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ここでは、神奈川県川崎市における待機児童の現状や推移、および市内の地域別における保育所への入所状況についてご紹介します。共働き世帯や母子家庭・父子家庭世帯においては、保育所への入所の可否は大事な問題です。市内の保育事情の現状を把握しておきましょう。
平成26年から平成30年の5年間における川崎市の待機児童の状況についてまとめました。
なお、待機児童とは、保育所等の利用を申請しているにも関わらず利用できていない児童のうち、一定の条件(※)に該当する児童を差し引いた児童を言います。
調査年月 | 入所申請者数 | 入所児童数 | 入所していない児童数 | 待機児童数 |
---|---|---|---|---|
平成26年4月 | 23,500 | 20,930 | 2,570 | 62 |
平成26年10月 | 24,966 | 21,100 | 3,866 | 339 |
平成27年4月 | 25,264 | 23,033 | 2,231 | 0 |
平成27年10月 | 26,896 | 23,212 | 3,684 | 89 |
平成28年4月 | 27,576 | 25,022 | 2,554 | 6 |
平成28年10月 | 29,293 | 25,241 | 4,052 | 100 |
平成29年4月 | 29,890 | 26,999 | 2,891 | 0 |
平成29年10月 | 31,527 | 27,193 | 4,334 | 374 |
平成30年4月 | 31,769 | 28,809 | 2,960 | 18 |
上記の表から分かることは、例年、4月よりも10月のほうが、待機児童数が大きくなることです。
4月の時点では、保育所に1学年分の空きが生じるため待機児童は少なめです。4月を過ぎてしまうと保育所の空きが少なくなるため、以後に市内に転入してきた児童は待機児童となる可能性が高まる、と理解してください。
なお、川崎市の待機児童の割合は、全国平均に比べて決して高くはありません(低くもありません)。また、待機児童の算定方法については自治体によって異なるため、他の自治体が公表している待機児童率と単純比較することはできません。
保育所の利用料は幼稚園のそれとは異なり、全員一律ではなく、お住まいの自治体や世帯収入によって違います。一般に保育所のほうが利用料は安くなると言われますが、条件によっては幼稚園よりもかなり高額になる可能性もあるので、誤解のないようにしてください。
保育所の利用料として多い層は、月額2~3万円です。次いで多い層が1万円台です。それに対し幼稚園の月謝は、概ね月額3万円前後です。
これらの金額に鑑みると、全体的には幼稚園よりも保育所のほうが利用料は安いと言うことができます。しかし一方で、お住まいの地域や世帯収入によっては、保育所の月額利用料が6~7万円程度になる場合もあるので、料金を基準に機関を選ぶ世帯は注意しましょう。
なお、保育所は厚生労働省管轄の福祉施設であり、幼稚園は文科省管轄の教育機関ですが、両者の基本的な指導方針はほぼ同じです。
世帯の事情にもよりますが、待機児童の恐れがある場合には、幼稚園を選択することも一つの方法です。
市内の地域別における保育所の定員、および入所状況をご紹介します。転入エリアを検討する際の参考にしてください(平成30年4月の統計に基づく)。
地域 | 保育所定員 | 入所児童数 | 対定員の入所率 |
---|---|---|---|
川崎区 | 3,632 | 3,766 | 103.7% |
幸区 | 3,700 | 3,660 | 98.9% |
中原区 | 6,144 | 6,131 | 99.8% |
高津区 | 4,311 | 4,362 | 101.2% |
宮前区 | 4,160 | 4,083 | 98.1% |
多摩区 | 4,001 | 4,094 | 102.3% |
麻生区 | 2,534 | 2,496 | 98.5% |
(参考) 川崎市全体 |
28,482 | 28,592 | 100.4% |
上記のとおり、川崎市全体における保育所の入所率は、定員に対して約100%となっています。
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